地域医療連携推進法人和歌山メディカルネットワーク

代表理事挨拶

和歌山県は、海と山に囲まれ豊かな自然に恵まれた、古くからの景勝地としてしられています。特に和歌山市は紀州徳川家の城下町として栄え、伝統文化や古い町並みが残り、歴史を感じら経済や文化の中心です。しかし、近年の少子高齢化、人口減少は著しく、他府県と比較して国の想定より約25年も早く悪化しています。さらに医療界では開業医の高齢化、廃業が進み、すでに2015年に外来患者数、2025年には入院患者数のそれぞれピークアウトを迎えます。
地域医療連携推進法人制度は、2017年に医療法改正にともない創設されました。
国が進める「地域医療構想」達成に向けて、経営母体の異なる医療機関や介護施設が協力しながら、質の高い医療の継続的提供を目指すもので、都道府県知事が認定し、2025年1月時点で全国に45法人があります。
和歌山メディカルネットワークは、他府県の大所帯の法人ではなく、それぞれ消化器外科、整形外科を専門とするいわゆる中小病院2法人で構成されているのが特徴です。効率化の観点から人材の交流や適正配置、物品の共同購入、医療機器の共同利用にくわえてデジタル化の促進に着手します。また、高齢化に伴う認知機能の低下や抑うつなどを診察する精神科を総合診療として提供し、産業医として働きざかりの健康をサポートするなど、中小病院ならではの機動力、専門性をいかして町全体の医療福祉を支えていくのが使命と考えています。
最後に設立にあたり和歌山県、和歌山市医師会、和歌山県医師会、和歌山県病院協会などの関係者各位の多大なご協力、ご支援をいただきましたことを深く感謝を申し上げます。今後は県民のみなさまからもご支援、ご協力をお願いしたいと思います。